当社は、SDGsの取り組みとして神奈川県グリーンボンドへの投資を行いました。
株式会社フェニックス(以下「当社」という)は、このたび、神奈川県が発行するグリーンボンド(神奈川県第 3 回 5 年公募公債(グリーンボンド)、以下「本債券」という)に投資したことをお知らせします。
グリーンボンドは、企業や地方公共団体等が、環境改善効果のある事業や環境保全のための事業等(いわゆるグリーンプロジェクト)に要する資金を調達するために発行する債券です。令和 2 年 9 月、神奈川県はグリーンボンドを発行するための枠組みである「神奈川県グリーンボンドフレームワーク」を策定し、国際資本市場協会(International Capital Market Association:ICMA)が定義する「グリーンボンド原則」および「環境省グリーンボンドガイドライン」への適合性や、対象事業がグリーンボンド原則のカテゴリー「気候変動への適応」に該当する旨を外部評価機関からセカンド・パーティー・オピニオンを取得しています(セカンド・パーティー・オピニオン発行者:株式会社格付投資情報センターR&I))。
本債券の調達資金は、「神奈川県水防災戦略」における河川・海岸・砂防に関する新たな事業資金として充当されます。同県は平成 30 年6月に、内閣府の「SDGs 未来都市」及び「自治体 SDGs モデル事業」の両方に選定されています。また、令和元年度に発生した台風 15 号や19 号などを受けて、「誰一人取り残さない」という SDGs の理念を踏まえた「かながわ気候非常事態宣言」を宣言しており、気候変動によって発生する水害への具体的な適応策として「神奈川県水防災戦略」を位置付けています。
引き続き、当社は、持続可能な社会の実現に貢献できるよう、本債券をはじめとした ESG 領域における投融資を一層推進してまいります。
注1) 持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015 年 9 月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」が掲げる加盟国が 2030 年までに達成すべき 17 の目標と 169 のターゲットのこと
▼神奈川県グリーンボンドへの投資について
https://www.pnx.co.jp/2021_wp/wp-content/uploads/2022/10/cb1aabdbe60f046275e4c3f8991b46e3.pdf